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Web講演会 7月26日

Web講演会 7月26日

最新ガイドラインに基づく脳卒中患者の血圧管理 国立循環器病研究センター副院長 豊田一則先生

一部のみ

脳卒中発症時年齢

脳梗塞  男性>女性   70-74才ピークに 75-79>65-69>80-84>60-64>55-59

脳出血  男性>女性   65-69才ピークに 60-64>70-74> 75-79>55-59

クモ膜下出血 女性>男性  70-74才ピーク>65-69才 >5964才 >75-79>50-54>45-49

退院時自立度 Modified Ranking Scale 

脳梗塞 MRC 0-1 41.4%  死亡 4.7

脳出血     0-1 20.3%  死亡 14.6

くも膜下出血 0-1  43%   死亡 22.1

併存症    脳梗塞    脳出血  くも膜下出血

高血圧     70.6%    75.7%     51.6

脂質異常症  35%       21.5%    17.3

現在の喫煙   25.4%      24%    32.6

脳卒中は「下げるべきか」から「どこまでさげるべきか」に

脳血流自動調節能の呪縛

慢性高血圧 脳血流自動調節閾の右方偏位

脳梗塞急性期 脳血流自動調節閾の破たん

その呪縛を払しょくするデーターが・・・

1脳卒中慢性期における積極的降圧の有効性を大規模無作為化比較試験で初めて示したPROGRESS試験において

 到達血圧値と脳卒中イベント再発とがthe Lowerthe better の直接関係を示した

MRAなどの画像診断の発達で積極的降圧による脳循環不全進行が懸念されるような主幹動脈病変の存在を容易に同定できるようになった

3近年の抗血栓療法の普及に対して安全性(頭蓋内出血の回避)を保つために血圧管理が強化されるようになった

ガイドライン2021

1発症予防   <130 75歳未満 冠動脈疾患、CKD(蛋白尿陽性)糖尿病、抗血栓薬服用

          <140 75歳以上 両側英動脈狭窄や主幹動脈閉塞がある場合、CKD(蛋白尿陰性)

2脳梗塞超急性期 <220  ???   まだ議論の余地がある

 血栓溶解開始時 <185/110

 血栓溶解後24時間 <180/105

3脳出血急性期    <140

4脳出血慢性期     <130<120

*微小脳出血(cerebral microbleeds:CMBs)

MRI T2star 強調画像  1cm未満 出血

他施設共同試験 

脳、心血看病の発症予防、再発予防を目的に経口血栓薬内服中の患者 5306例 (女性33%、72歳)

深部型CMB 陽性25%(単発 11.8% 複数13.2%)

脳葉型 CMB 陽性19%(単発 9.2%)

微小脳出血と脳卒中発症リスク(MICON統合解析)

38研究 20322例の統合解析

脳梗塞/TIA既往者 OAC服用7737例 AP服用 11520

CMBあり 脳出血 2.45倍に  脳梗塞再発 1.23倍に

CMB個数 5個以上 4.55倍に    5個以上 1.47倍に

CMBs 10個以上

脳梗塞再発   64/1000人・年  頭蓋内出血 28/1000人・年

CMBs 20個以上  

脳梗塞再発   72/1000人・年  頭蓋内出血 40/1000人・年

MICON risk score 脳梗塞再発 CMBS個数増加すると増加する

             頭蓋内出血 MBS個数増加すると増加する

2021-07-27 13:42:06

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