新しい生活様式における血圧コントロール 勝谷医院 院長 勝谷友宏先生
コロナ過における新しい生活様式の実践 テレワークやローテーション勤務など・・・
日常生活の変化(新型コロナウイルス感染症の感染拡大前と比べて)
2020年9月11日-14日 インターネットによる調査 10981件 15才以上
食事の量 睡眠時間 運動量 飲酒量 喫煙量 カフェインの量 ゲーム時間
増加した 11.8% 12.5% 7.1% 10.5% 4.4% 11.8% 18.6%
減少した 6.9% 10.3% 39.1% 10.0% 2.3% 5.9% 2.7%
運動量がかなり減った 家で調理した回数 流行前 60.5% vs 75.1% 流行後
フードデリバリーとテイクアウトの利用状況
フードデリバリー 21.6%
テイクアウト 57.7%
自粛期間中に最も多く食べたメニュー
1位 ラーメン 塩分 5.6g
2位 カレー 塩分 3.0g
3位 パスタ 塩分 3.6g
体重の変化
増えなかった 73.8% 増えた 26.2% 平均 3.7kg増量 2020年7月17日-18日 20-60代各年齢100人ずつ
ストレスの影響?
たばこ・喫煙関連用品の販売金額 マイナスに推移していたが、新型コロナウイルス感染症 拡大後は増加に転じた
カフェインの量は11.8%増加した
新しい生活様式において、高血圧患者さんにとって最も懸念される生活習慣の変化
食塩過剰摂取
運動不足
体重増加
ストレス増大
MR活性化経路
アルドステロン依存 アルドステロン非依存
レニン・アンギオテンシン系 ↓
アンギオテンシン1 ←レニン 食塩過剰摂取
アンギオテンシン2 肥満
AT1受容体 高血糖
↓ ↓ ↓
アルドステロン ↓ ↓
血圧上昇/臓器障害 MR ←
↓
MR関連高血圧/臓器障害
血圧のコントロール
〇生活習慣の修正
1食塩制限6g/日未満
2野菜・果物の積極的摂取を控える 多価不飽和脂肪酸、低脂肪乳製品の積極的摂取
3適正体重の維持BMI25未満 4 禁煙 5節酒 純アルコール男性20-30g/日 女性10-20g/日以下
6運動療法 軽強度の有酸素運動 毎日30分、または180分/週以上
〇降圧治療
〇MR活性化を疑う




2022-01-10 09:55:30
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