「災害医療」とは? ケアネットより 一部列挙
「災害医療」とは、自然災害や複合災害などの予測不能な災害時において、急激に傷病者が増加し、医療需要が供給を大きく上回る状況で行われる医療支援のこと
日本は地震や異常気象による大規模土砂災害や水害といった自然災害が多く、災害医療の必要性が高い環境にある
災害医療の最大の目的は1人でも多くの命を救うことです。災害や事件の発生時は命の危険に関わる緊急性の高い重症外傷患者が多くなります。医師や看護師、医療物資が限られていることも考慮すると、優先順位を意識して医療行為を提供しなければなりません。避難所生活における適切な医療行為も不可欠です。
災害避難で車中泊は危険なのか?【実例に基づく、明日はわが身の災害医療】第11回
岡山大学 救命救急・災害医学講座 主任教授 中尾 篤典氏監修のもと、災害発生時に被災地の医師が直面するであろう課題と、それに対する具体的な対応策を解説します。
災害避難で車中泊は危険なのか?
大規模災害の後、体育館が避難所として運営され、多くの避難者が生活していますが、避難所ではなく自家用車の中で生活している避難者も多くいるようです。避難所管理医師として、車中泊をする避難者の健康管理を行政から依頼されました。どのようなケアをすればいいでしょうか?
車中泊する人は多い
大規模災害時、避難所の収容限界や感染対策、プライバシーの問題から「車中泊」を選ぶ避難者は少なくありません。車中泊であれば、他人の物音に悩まされることもなく、周囲に気を使わずに夜中でもパソコンやスマートフォンを操作できます。実際、2016年の熊本地震では、避難者の6~7割が一時的に車中泊を経験しました
一方、震災関連死した被災者の約3割が車中泊経験者でした
こうした経緯から、車中泊は「避けるべきリスク」として語られがちです。しかし、指定避難所が満員である場合や、家族・ペットの事情などを考慮すると、多くの被災者にとって「積極的に選ばれる避難手段」となっているのが現実です。
車中泊は血栓症のリスクなのか?
医療者が注目すべきは、この避難様式が深部静脈血栓症(DVT)や肺血栓塞栓症(PTE)のリスク因子となる点です。
熊本地震後の調査では、車中泊経験者のDVT発症率は約10%に達し、心肺停止に至る重症PTEの症例も報告されています。このような事実から、「車中泊は極力避けるべき」と主張する支援者もおられます。しかし近年の研究では、問題の本質は「車中泊」そのものではなく、その過ごし方と環境にあることが示されています。
とくに以下の要因がリスクを高めるといわれています。
長時間の下肢屈曲保持(座席での就寝など)
トイレ不足による水分制限 → 脱水・血液濃縮
下肢運動不足 → 筋ポンプ機能の低下
高齢、肥満、静脈瘤、悪性腫瘍、妊産婦、血栓症などの家族歴
経口避妊薬や睡眠薬などの服薬歴
寒冷環境や強いストレスによる交感神経の緊張
車中泊中の血栓症の予防はどうするか?
これらのリスクを有する避難者に対しては、車内でも可能な非薬物的予防が有効であり、避難所を預かる医師として、以下のような適切なアドバイスが必要です。
足を伸ばせる姿勢を確保する
弾性ストッキングや保温具を活用し、下肢を冷やさない
1~2時間ごとの足関節運動や体位変換を行う
簡易トイレを活用してトイレの不安を減らし、水分を十分に摂取する
ハイリスク群に対しては、薬物療法としてDOAC(直接作用型経口抗凝固薬)の予防的投与も一案です。しかし、腎機能障害時の出血リスクが高まり、とくに災害時は脱水環境になりやすいため、慎重な判断が求められます。現実的には薬物よりも、まずは非薬物的な予防と環境整備を優先すべきでしょう。
災害時の車中泊を一律に「危険」と断じるのではなく、適切な介入と支援を行うことで、DVTやPTEは予防することができます。われわれ医療者は、やみくもにリスクばかり強調するのではなく、避難行動の多様性を尊重しながら、あらゆる状況で被災者の健康を守れる体制を事前に整えておく必要があります。




昨日の甲子園
天理が逆転で勝利、三重はこの勝ち方しかない展開(序盤に大量点で逃げ切りの)で履正社に勝ってくれました
どちらも打線がいいだけに投手力が鍵、天理エースは2連続完投、2番手投手の踏ん張りが課題、三重は3人の継投で勝利を
せ仙台育英は強い(負けない試合ができるチーム)。これで推しの2チーム(天理・三重)がベスト8へ進出した
明日は
英明の天王山・難敵・花巻東を撃破して頂点をめざしてほしい
大会に入ってから注目している佐野日大が健大高崎と 横浜と霞ヶ浦 と面白い試合が続出
へそ曲がり爺は 佐野日大 霞ヶ浦 東日大昌平 英明 天理 智辯和歌山 仙台育英 三重 がベスト8 予想
2026-08-16 04:17:38
| コメント(0)