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Web講演会 8月28日

Web講演会 8月28日

腰痛を知り、治療を知る プライマリー医が取り組む腰の治療 中條整形外科医院 院長 中條悟先生
一部のみ列挙
腰痛生涯有病率 83%

有病者率 男女とも腰痛が1位
2022年
   1位  2位  3位        4位     5位
男  腰痛  肩こり 手足の関節が痛む 目のかすみ  頭痛
女  腰痛  肩こり 手足の関節が痛む 目のかすみ  頭痛

腰痛の原因
脊椎と周辺運動器由来              神経由来    
脊髄腫瘍(原発性・転移性腫瘍など)       脊髄腫瘍 馬尾腫瘍など    
脊椎感染症(脊椎炎、脊椎カリエスなど)     内臓由来
脊椎外傷(脊椎骨折など)            腎尿路系疾患(腎結石、尿路結石、腎盂腎炎など)
腰椎椎間板ヘルニア               婦人科系疾患(子宮内膜症など)
腰部脊椎管狭窄症                妊娠
腰椎分離すべり症                血管由来
代謝性疾患(骨粗しょう症、骨軟化症など)    腹部大動脈瘤
脊椎変形(側弯症、後湾症、後側弯症)      解離性大動脈瘤など
非化膿性炎症性疾患(硬直性脊椎炎、       心因性
乾癬性腰痛など)                うつ病、ヒステリーなど

山口県腰痛スタデー 原因
特異的腰痛  78 %
  一般的な慢性腰痛     腰椎椎間関節性21.3% 筋筋膜症 12.5% 仙腸関節性 5.6%
  重大な脊椎疾患である腰痛 腰部脊椎管狭窄症10.9%腰椎椎間板ヘルニア6.9%

               椎間圧迫骨折 3.0% 感染 0.3%    
非特異的腰痛  22%
重篤な脊椎疾患の合併を疑うべきRed Flags
重篤な脊椎疾患(腫瘍、炎症、骨折など)の合併症を疑うべきRed Flags(危険信号)
発症年齢(20歳未満 55歳以上)
時間や活動性に関係のない腰痛
胸部痛
がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
栄養不良
体重減少
広範囲に及ぶ神経症状
構築性脊椎変形
発熱

         腰痛の診断手順
           腰痛患者
            ↓
         注意深い問診と身体検査
            ↓
   危険信号無し              危険信号あり
神経症状なし        あり        ↓       
 ↓            ↓     画像検査や血液検査で精査する
非特異的腰痛                  ↓
 ↓
疼痛と機能障害に応じて   ↓         原因特定
4-6週間の保存的治療         不可能      可能
 ↓                
改善あり    なし    ↓             原疾患の治療
↓        ↓         ↓
患者教育   画像検査または侵襲的検査
自己管理   危険信号の再評価
       心因性要素の再評価

腰痛の診断 注意深い問診
  疼痛部位の確認
  疼痛の発症様式
  
安静時痛の確認
  炎症症状の確認
  
下肢症状の確認
  膀胱直腸障害の確認

腰痛の診断(身体所見)
姿勢異常の有無
脊椎の可動域制限の有無
痛みが生じる動作の確認
圧痛部位の確認

腰痛の治療  2019年腰痛診療ガイドライン
急性腰痛に対する推奨薬には・・
非ステロイド性抗炎症薬
筋弛緩薬
アセトアミノフェン
弱オピオイド
ワクシニルウイルス接種皮膚抽出液
慢性腰痛に対する推奨薬には・・・
SNRI薬
弱オピオイド
ワクシニルウイルス接種皮膚抽出液
非ステロイド性抗炎症薬
アセトアミノフェン
強オピオイド
三環系抗うつ薬
坐骨神経痛に対する推奨薬には・・・
非ステロイド性抗炎症薬
Caチャネルα2δリガンド
SNRI薬

痛みに色はついていない NSAIDsか非NASAIDsか迷ったら・・
NSAIDsの先行を
その理由・・・だんだん効きにくくなるから

非特異的腰痛の発生源
筋肉・筋膜
靭帯
椎間関節
仙腸関節
その他の
腰痛を構成する各組織に
侵害受容器=痛みの受容器が存在する
NSAIDsの長期服用の胃粘膜侵害あり 62.8%
なぜ経皮吸収全身作用型製剤か

1有効性
2安全性
3簡便性

腰痛における薬物療法の移行(私見)
ジクトルテープ
  →  神経症状(下肢痛のみ) Caチャネルα2δリガンド(漸増) ジクトルテープ
  →  慢性腰痛(神経症状の有無にかかわらず) デュロキセチン・弱オピオイド ジクトルテープ
  →  麻痺 安静時痛etc Red Flagsの鑑別
専門医依頼へのタイミング
まず運動器以外のRed Flagsの鑑別
 明確な神経症状
 初期治療に抵抗性
 安静時痛 激痛

NSAIDsがほぼ無効 → 神経障害性疼痛 慢性疼痛 
  まずはNSAIDsの短期・探索的投与を・・

 

2026-08-29 07:24:24

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