もしも虫と話せたら:昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15 じゅえき太郎 著 ペズル著




人類が誕生したのは約700万年前。一方、昆虫が誕生したのは、今から約4億8千万年前。人間が現れる約5億年もの昔から、昆虫は地球上を生き抜いてきているのです。
昆虫は、その種の数も群を抜いています。人間などの哺乳類が約6千種であるのに対し、昆虫は約100万種。地球上の生き物は、4分の3が昆虫なのです。しかも、いまだに毎年新種が見つかっていて、今のペースで新種の発見と記録を進めていると、全ての昆虫を記録するにはあと500年かかるとも言われています。地球で一番繁栄しているのは、人間ではなく昆虫なのです。この本の舞台は、夏のとある雑木林。会社の人間関係がうまくいかず、生き方に悩む青年・太郎くんが、しゃべる昆虫たちと出会い、「生き物としての先輩」である彼らから「最も自然な生き方」を学んでいきます
興味ある教えを3つ
1サバクトビバッタの教え
つらい時、周りを変えようとしないこと。だって。自分を変えるほうが間違いなく簡単だから
自分の力で周りを変えられるなら、そもそもつらい目になんてあわないだろう?
勝手に周りが変わってくれるなんて、そんなラッキーな話、そうないだろう?
何度でも言う。一番変えやすいのは自分自身だぞ。他人が変わってくれることに期待するな
自分自身にきたいしょうようぜ
サバクトビバッタは通常、緑色であしが長く、羽根が短い。また単独で行動する
しかし、食べ物が少なかったり仲間が多かったりすると
体の色が黄色や茶色に変化し、あしが短く、はねが長くなる。さらに性格は狂暴化。群れになって移動する
2二ホンミツバチの教え
集団で生活している限り、理不尽な犠牲はあるもの。運悪く自分が犠牲になったとき、それを受け流すか引きずるかが、幸せな人と不幸せの人の違いかもね。
結局どんな時でもご機嫌でいるのが一番よ。だれだって不機嫌そうな人より、機嫌のよさそうな人と仲良くしたいものだから
みんなの幸せと個人の幸せは意外と一致しない
スズメバチに襲われたときミツバチの巣はまさに蜂をつついたかにような騒ぎになる
ミツバチは強いスズメバチに対して、みんなでぎゅうぎゅうに囲む
温度を上げてやっつける。熱でころすために集団で囲むことを蜂球(ほうきゅう)という
ミツバチは約50度まで耐えられるが、スズメバチは約43度までしか耐えれない
だから47度くらいにあげてやっつける
しかし最初に向かっていくミツバチや囲んでいる中心にいるミツバチは犠牲になる・・・
1つの目標にみんなで向かっているときに、理不尽な理由で犠牲になっちゃうことはよくある
↓
だれだって「なんで私だけ」って思うことが起こるの。みんながその気持ちを経験していると思えば少しは気持ちが楽になる みんなの幸せと個人の不幸せはセットである
3ナナホシテントウの教え
相手にイラっとした時、「自分が100%正しい」と思い込んでないかしら?
そんな時は、5秒でいいから相手の立ちばを想像してみてください。世の中にある争いのほとんどは、正義と正義がぶつかるんだから、相手だけが悪いとは言えないはずよ。え?相手の立場を想像しても、やっぱり自分が正しいって?・・それはたぶん・・・あなたの想像力に問題があるんじゃないの?
立場が変われば、好き嫌い真逆になるわ
アブラムシを食べるのを邪魔するから嫌い
アリ → テントウムシ
←
アブラムシを食べるから嫌い ↑アブラムシを食べるから嫌い
農家 → アブラムシ
作物を食べるから嫌い
農家 ⇒ テントウムシ アブラムシを食べてくれるから好き
アリ ⇔ アブラムシ
蜜をくれるから好き テントウムシから守ってくれるから好き
どの立場にいるかで、好き嫌いや良い悪いって簡単に逆転してしまう
農家にとってアブラムシは害虫、テントウムシは益虫
でもアリにとっては、アブラムシが益虫で、テントウムシが害虫
2026-09-03 06:00:58
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