循環器疾患の漢方治療 洛和会音羽リハビリテーション病院内科部長 山崎武俊先生
一部のみ列挙
交感神経優位状態の症状による分類
交感神経優位
心血管型 動悸 頻脈 血圧上昇 胸部不快感
精神覚醒型 不安 緊張 焦燥感 イライラ 不眠 過覚醒
末梢血管型 手足の冷え、末梢の蒼白 しびれ
感覚過敏型 心拍を強く感じる 音光への過敏 めまい感
呼吸型 息苦しさ 過呼吸 胸部圧迫感
消化管型 胃部不快感 食欲低下 腹部膨満感 便秘
発汗体温型 発汗、ほてり、手掌発汗 のぼせ感
泌尿器型 尿意があるのに出にくい 頻尿感
動悸を感じる仕組み
1不安・緊張・ストレス 仕事の悩み 人間関係 将来への不安
↓
2脳が危険と判断 大脳辺縁系(扁桃体)→ 視床下部が交感神経を活性化
↓
3交感神経が活性化 ノルアドレナリン アドレナリン ↑
↓
4心臓の反応 β1受容体刺激 →心泊数↑心筋収縮力↑1回柏出量↑
↓
5心拍を強く認識 島皮質 前帯状皮質 胸壁圧受容体から心拍の上方が脳へ伝わる
↓ ドキドキする 心臓がとびだしそう
6不安の増強による悪循環
動悸を感じる →不安恐怖が強くなる→大脳辺縁系(扁桃体)はさらに活性化→交感神経がさらに亢進
→心拍数、収縮力がさらに増強→動悸を感じる
心拍数が正常でも求神性神経(迷走神経・体性感覚神経など)→脳幹(孤束核)→視床→島皮質
心拍への注意が過剰になる→普通の拍動まで異常な拍動に
動悸診療の問題点(西洋医学)
1動悸を主訴に循環器内科外来を受診する患者は多く、それらの中に動悸(不整脈)表現している場合があり
その適切な診断および治療は患者の心臓イベントを防ぐためきわめて重要である
2ただし、不安感や息切れを含めて動悸として訴えることもあり、西洋医学的に病的意義をもたないケースも多い
3軽症の不整脈は正常洞調律でありながら強い自覚症状を訴える患者に対して西洋医学的には治療は不要
臨床医を悩ませるのは重症不整脈よりもむしろ軽症不整脈か正常洞調律でありながら強い自覚症状を訴える患者の治療
動悸≠不整脈?動悸の何%が不整脈?不整脈=治療?不整脈の何%が治療が必要?
動悸診療の実態を調べる
動悸 101名 2010年1月~2018年11月(循環器内科外来)21‐86歳 男性27名 女性74名
結果のみ
動悸の原因となる西洋医学的疾患 あり 48名(48%)なし53名(52%)
治療が必要とされる西洋医学的疾患の有無 あり 26名 なし 75名
動悸の7割は治療不要
使用された漢方 漢方単独群 62名 併用群 20名
半夏厚朴湯 26名 半夏厚朴湯 4名
桂枝加竜骨牡蛎湯 8名 桂枝加竜骨牡蛎湯 3名
苓桂朮甘湯 6名 柴胡桂枝乾姜湯 3名 など
柴胡加竜骨牡蛎湯 4名
柴胡桂枝乾姜湯 4名 など
動悸 には 半夏厚朴湯 桂枝湯類 柴胡湯類
半夏厚朴湯
桂枝加竜骨牡蛎湯
苓桂朮甘湯(茯苓、桂皮、白朮、甘草) パニック障害に・・
四逆散(柴胡・枳実・芍薬・甘草)
桂枝・厚朴・柴胡の自律神経への作用
桂枝 厚朴 柴胡
作用の中心 循環器系の自律神経を調節 消化器系の自律神経調節 中枢(ストレス反応)から
自律神経調節
自律神経への作用 交感神経過緊張を安定化 交感神経過剰反応を安定化 交感神経亢進を安定化
主な標的 心臓 血管 胃 食道 横隔膜 脳 視床株 扁桃体など
改善する症状 動悸 息切れ 腹満 胸満 胸脇苦満 緊張 不安
冷え 上衝 咽喉違和感 イライラ
教育大池田の同窓会ゴルフ 虎兔の会で池田カンツリー倶楽部へ
天気を心配していましたが・・前半は曇り 後半は3ホール目から雨にたたれ撃沈
Kさん(50年ぶり)が幹事で景品を工夫してくれて、参加賞 究極のお塩(てんぷら塩)やニアピン賞(夕張キャラメル・ドレッシング)3位賞(コーヒーセットなど)楽しい景品をいただきました
やはりお話は64歳になると病気の話・・ゴルフは成績より、無事完走できることになっていきます




2026-09-28 02:30:52
| コメント(0)